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第43回 JSCAブロック対抗水泳競技大会IN高知
2022/10/07(金)
★ 3514
Date:2021/04/09(金)
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コパン可児店の選手コースに通う松崎江里子さんが、スポーツの分野において優秀な成績を収めた選手に贈られる「令和2年度 岐阜県スポーツ賞」を受賞しました!
松崎さんは2020年、第43回全国JOCジュニアオリンピック夏季水泳競技大会 高等学校・中学校 47都道府県通信水泳競技大会の女子15-16歳200m自由形で見事優勝。
そのタイムで岐阜県新記録及び、岐阜県高校新記録を樹立しました。
【記録】
200m自由形 2分02秒94 優勝 ※岐阜県新記録・岐阜県高校新記録
400m自由形 4分19秒46 優勝 ※岐阜県高校新記録
さらに、2021年3月7日に行われたToBiOチャレンジ(浜松市総合水泳場)では上記の記録を上回る4分18秒08の記録で400m自由形を泳ぐなど、精力的にタイムを更新しています。
今回キッズサリュではそんな松崎さんに突撃インタビュー!
普段の練習メニューから、上達のコツ、つらい練習をどう乗り切っているか、ナドナド気になる質問をぶつけてみました。
選手のみんなはもちろん、水泳をがんばるコパンキッズのみんな、是非参考にしてみてね!
■水泳を始めたのは何歳ですか?
3歳からです。両親に連れられて水泳を始めました。
■いつ頃からスイミングをしている記憶がありますか?
小学校1年生ぐらいからです。
■ 選手コースに入ったのは?
コーチに誘われて年中から選手コースに入りました。※
■ その頃の練習の頻度は?
選手コースになり週1の練習が週3になりました。それがどんどん増えていき、今では週6で練習をしています。
■ 練習をしていてつらいと思うことはありますか?
あります。特に中学3年間は、ほぼタイム(の更新)が止まっていたのでつらかったです。
■ その時はどう乗り切りましたか?
とりあえずタイムをあげようとせず、キープすることを考えていました。ずっとキープしていればいつか上がるだろう、と思って練習をしていました。
■モチベーションを維持するために役立っているのは?
いつも試合が終わった後に母と話しをするのですが、タイムがダメな時でも「次頑張ろうね」という会話をして、母に支えてもらっています。
■ 1日の練習時間はどのぐらいですか?
1日だいたい2時間で、5,000~6,000mくらい泳いでいます。
■ どんな練習をしていますか?
ウォーミングアップ→1,000mくらい泳ぐ→キック→プル(足にブイをつけて腕だけで泳ぐ練習)→ドリル(苦手な部分に絞った反復練習)→メイン(専門種目の泳ぎ込みなど、その日一番集中して行う練習)→クールダウンの流れで練習をしています。
■ 次に目指しているのは?
中1からずっと目標にしていた200m自由形と400m自由形のナショナルタイムを昨年初めて切ることができました。今年は高2のナショナルタイムにあがるので、それを切ることを目標にしています。
■ 将来的な目標は?
3年後のパリ オリンピックに出場するのが目標です。
■ 目標にしている選手はいますか?
難波 実夢(なんば みゆ)さんという長距離の選手です。自分と同じ200m・400m自由形の種目で、泳ぎもとてもきれいなので、憧れの選手です。
■ 水泳の楽しいところは?
練習はきついのですが、年に1回出るか出ないかの良いタイムが出た時に楽しさを感じます。
■大会で優勝できた勝因はどこにあると思いますか?
昨年はコロナで泳げないことがありましたが、家に小さいプールを買って毎日泳いでいました。そこで練習をしていたことで、水中(プール)に戻ったときに体が浮くようになり、そこからタイムが伸びました。
松崎さんの自宅プール練習の様子
■ 選手の立場から見て、コパンの良いところはどんなところですか?
県内で長水路(50mのプール)があるのはコパンだけで、環境が素晴らしいと感じます。
■ 水泳以外の趣味を教えてください
ピアノとフォークギターが好きでコロナの自粛期間中は毎日演奏していました。今はマカロニえんぴつの「レモンパイ」という曲を弾いていて、学校で歌がうまい子やドラムがうまい子と合わせようと話をしています。
※編集部注:松崎選手がスイミングを始めたのはコパンとは別のスイミングスクールです。コパンへは小学5年生の時に移籍しました。
松崎さんの指導をおこなう舛谷コーチからもお話を伺いました
■ 松崎選手が結果を出せるのは何故だと思いますか?
松崎選手は目標を自分でもって行動ができる、また物事を自分で考えることができる選手です。競技に対しても非常にストイックで、妥協はあまりしません。
最近は安定した力で練習をしていますが、数年前まで練習で納得できないと悔しくて泣けてくるということもありました。大会で結果が出せず悔し泣きをする、ということはよくある事かもしれませんが、練習中から自分の目標に達していないと悔しいということは、やはりその分気持ちが強いというところが一つの理由として大きくあると思います。
■ パリオリンピックへの出場は視野に入ってきていますか?
小学校5年生の11月にコパンの可児に来てくれて、それからずっと一緒にやっていますが、1年間指導をした時に、東京オリンピックに行くという目標を私の中で立てました。
種目は200m自由形、個人種目ではなく4×200のリレーのメンバーで代表に入りたい。目標タイムは1分58秒前半。ということを小6の時に目標設定をしてそのために必要な指導をしてきました。途中ケガなどもあり想定していた目標には間に合いませんでしたが、パリオリンピック出場は既に視野に入っています。
■ 小学生の時点で素質があると思ったのはどんな点からでしょうか?
1つめはキックが強く打てたことです。レースの後半で強いキックがうてるのは自由形をやっていく上で非常に重要なポイントです。2つめは精神的な部分。思いの強いところを見てそう感じました。
■ 今後強化していきたい部分は?
松崎選手は前後半のペーシングがとても上手い選手です。後半の強さはトップレベルに近づいていますが、前半からスピードをあげるところが追い付いていない部分があります。
そこを今後は強化し、パリオリンピック出場に向けて練習をしていきたいと考えています。
■ 松崎選手、舛谷コーチ、本日はありがとうございました。松崎選手、最後にコパンキッズにメッセージをお願いします!
サリュのまとめ
松崎選手は自分で目標を持って、練習ができる選手なんだ。
もともとの泳ぎの素質も大事だけど、やっぱり思いの強さが技術を磨くことを後押しするんだね。
そんな松崎選手も練習はつらいと言っていたよ。なかなかタイムが上がらなかったりするけど、
練習を諦めずに続けて、いいタイムが出た時はとっても嬉しいんだって!
「練習はうそをつかない、努力は報われる」と舛谷コーチも話していたよ。
みんなも今日のスクールではこれをやってみる!っていう目標を自分で立てて練習してみよう!
1回のスクールでそれができなくても、継続は力なり!きっと君を支えてくれる力になるよ!
じゃあ、またね!■